アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル  I, TONYA

クレイグ・ガレスピー監督。マーゴット・ロビー主演、セバスチャン・スタン、アリソン・ジャニー。アカデミー賞助演女優賞受賞。2017年。

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<ストーリー>
1991年の全米フィギュアスケート選手権。トーニャ・ハーディングはアメリカ人として史上初めてトリプルアクセルを成功させた。この偉業はトーニャの名前と共に不朽の業績として後世に語り継がれていくはずだった。しかし、1994年に事態は暗転する。リレハンメル五輪の選考会となる全米フィギュアスケート選手権で、トーニャはライバルのナンシー・ケリガンを襲撃して出場不能に追い込んだのである。この事件によって、トーニャの業績を正当に評価することが困難になってしまった。
悪戦苦闘しながらもキャリアを積み重ねていたトーニャが何故このような愚行に至ったのか。その影には幼少時からトーニャに言葉の暴力を振るってきた母親、ラヴォナの存在があった。(Wikipediaより転載)

<感想>
スキャンダルフィギュアスケート選手として有名なトーニャ・ハーディング選手。泣きがながら靴紐が、と訴えていたのを、思い出します。でも実力はかなりあったはずなのに、オリンピックではメダルを獲ることなく終わっていたのですね。いわゆるホワイトトラッシュで、貧乏で品が無い。親からは暴力を振るわれ、ある意味、殴られるのが当たり前の人生だった彼女。悪い人たちと絡んでしまったのは、本当に可哀想。これが真実ならば、トーニャは人生の全てだったスケートを奪われた訳で、酷い話でした。元夫の友人、あいつはどうしているんでしょうね。まあ、トーニャは今更、もうどうしようもないですが。ホワイトトラッシュからは抜け出せないのか。なんともやるせない、とても切ない話でした。