SIGNS　　サイン

Ｍ・ナイト・シャマラン監督。メル・ギブソン主演、ホアキン・フェニックス。2002年。

＜ストーリー＞
ペンシルバニア州郊外に住むグラハムは、地域の住民が信頼を寄せる牧師であった。しかし妻を交通事故で失ってからは信仰に背を向け、喘息の持病がある息子モーガンと、娘のボー、元マイナーリーグ・スター選手の弟メリルとトウモロコシ畑を営む農夫となった。ある日の朝、目覚めると子ども達がいない。トウモロコシ畑から息子の悲鳴が聞こえ、駆け付けるとそこには巨大なミステリーサークルが出来ていた…。

＜感想＞
『シックス・センス』のＭ・ナイト・シャマラン監督のスリラー。ミステリーサークルの謎が解き明かされるのか？と期待して見るとはずされます。これはそういう映画ではなく、グラハムを中心としたすごく狭い世界の家族愛ドラマです。だからつまらないかと言えば、そうでもなくて、演出と会話の良い佳作に仕上がっています。脚本が良いんでしょうねえ、あと弟役のホアキン・フェニックスが良い味をだしていました。また息子役はカルキン家の末っ子ローリー・カルキンです。そしてなんと！事故を起こしたインド人役の人が監督です。