S – 最後の警官 – 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE

平野俊一監督。向井理主演、綾野剛、新垣結衣、吹石一恵、青木崇高。小森陽一原作漫画の映画化。2015年。

＜ストーリー＞
「第3のS」として新設された警察庁特殊急襲捜査班「NPS」。既にある「SAT」の機動力と「SIT」の捜査権を併せ持ち、犯人の生死を問わない「制圧」ではなく、生かしたまま捕らえる「確保」を目的とした彼らは、発足以降数々のテロ事件や捜査で実績を積みあげ、日本の治安を守る新たな砦として注目を集めていた。普段と変わらない生活をおくる人々。揺らぐことのない平穏。その日常を切り裂くかのように、突如、バスジャック事件が発生。出動要請を受けて現場に急行する神御蔵一號をはじめとしたNPS。だが、犯人からの要求は未だになく、メンバーは現場の状況に違和感を覚えるのであった。
そんな中、太平洋沖で巨大な輸送船も何者かによって乗っ取られる緊急事態が! 積載した貨物は日本全土を燃やし尽くすほどの核燃料。一体、誰が何のために?!未曾有の事態に備え、首相をはじめ緊急招集された閣僚が集まる官邸へ犯人と名乗る男から電話が入る。
「裸で私はこの世に来た。裸で私はこの世から出ていかなければならない」
スピーカーから響きわたるのは、あの因縁の男の声だった……進み始めた日本壊滅へのカウントダウン。新たな「S」、海神(ポセイドン)こと海上保安庁所属特殊警備隊「SST」との共闘!この国の、愛する人との未来を取り戻すため、「S」最後の作戦が始まる。（amazonより転載）

＜感想＞
何だか全然話が分からないと思ったら、前にTVドラマがあったんですね。ドラマを観てなくて、人間関係がわかってないので、一体何が何やら？？でした。クライマックスのアクションシーンだけはなんかカッコイイ感じでしたが、それだけに何だか「素人のお芝居」を観ている感が強まって、うーんという感じでした。漫画っぽいというか。荒唐無稽さが楽しいものもあるのですが、これだけの人を使ってこれは、ちょっと残念だったかなあ。