アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督。 レオナルド・ディカプリオ主演、トム・ハーディ、ドーナル・グリーソン、ウィル・ポールター、フォレスト・グッドラック。アカデミー賞作品賞、監督賞、主演男優賞他受賞。2016年。
<ストーリー>
1823年、西部開拓時代のアメリカ北西部、極寒の荒野の中、狩猟をして毛皮を採取するハンターチームはネイティブアメリカンの一団に襲われ多大な犠牲にあいながら命からがら船で川を下る。チームのひとり、ヒュー・グラスはネイティブアメリカンの妻との間にできた息子、ホークとともにガイドとして同行していた。船を捨て山越えルートを選んだチームは森で野営する。翌早朝、グラスは見回り中に子連れの熊に襲われ、瀕死の重傷を負う。急ごしらえの担架でグラスを運ぶが山越えには足手まといであること、瀕死でもあることから、隊長のアンドリュー・ヘンリーが死ぬまで見届け埋葬する者を募ると、ホークとジョン・フィッツジェラルド、若いジム・ブリッジャーが残ることになった。ジョンは2人がいない時にグラスを殺そうとするところをホークに見つかり銃を向けられるが、返り討ちにし殺してしまう。ジョンはジムを騙しグラスに軽く土をかけただけでその場を離れる。一部始終を見ていたが動けないグラスは奇跡的に一命をとりとめ、折れた足を引きずり這いながらジョンを追う。( Wikipediaより転載)
<感想>
レオが念願のアカデミー賞を獲った作品、観ないわけにはいきません。うん、いや、これは獲るでしょう。これで獲れなかったら、これ以上何すれば良いの?という過酷さでした。瀕死の自分を見捨てたことより、息子を殺したことによる復讐劇なわけですが、まあ、タフです。そして運も良い、頭も良い、かな。すごいものを見せてもらったと思いましたが、なんだかずっと力が入っていて、疲れました。大感動!また観たい!という映画ではなかったです。