麦子さんと

吉田恵輔監督。 堀北真希主演、松田龍平、余貴美子。2013年。

＜ストーリー＞
声優を目指してアニメショップで働くフリーター・小岩麦子。そんな彼女の元に、自分を捨てた母・彩子の突然の訃報が舞い込んでくる。麦子は、母の納骨の為に、母の故郷にやって来るのだが、そこで麦子は周囲から母と間違われる。実は、彩子は数十年前、地元のアイドル的存在だったのだ。そんな中で、麦子は母親をアイドルとして羨望する人々に翻弄され、騒動に巻き込まれるのだが、そこで母親の過去と人生を知っていくのだった。（Wikipediaより転載）

＜感想＞
うん、これは泣かせるよね、泣かせるための映画だよね。でも実際、どうなのかな、親に捨てられた子は、そんなに素直になれるものだろうか、よくわからないけれど。母親のアイドル振りがとにかく面白かった、もうコメディです。一方で、旅館の母親、ちょっと甚振られすぎで不快でした。何であそこまでされて息子に怒らないんだろう。麦子が怒れる立場かも微妙ですが、ちょっとスッキリしました。いろいろなことがありましたが、それにより変化があったのか、なかったのか、いまいちわからないまま終わった気がします。不完全燃焼です。