こだま兼嗣監督。声、高山みなみ、山口勝平、山崎和佳奈、神谷明、高島雅羅。劇場版『名探偵コナン』シリーズの2作目。1998年。
<ストーリー>
湖のほとりで母の妃英理を見付けた毛利蘭は、思わず駆け寄ろうとするが、英理は大声で蘭を止める。どこからともなく銃声が聞こえたかと思うと、英理 が地面に倒れこんでしまう。そんな夢の中から焦るように抜け出した蘭は不安になり、英理に電話をかける。それを笑う英理だが、蘭が「夢で見た母は今より少 し若く見えた」ということを伝えると、なぜか英理は表情を曇らせる。
一方、江戸川コナンは少年探偵団と航空博物館に向かうことになり、阿笠博士を待つ間、歩美は占いのゲーム機でコナンとの恋を占う。表示された結果は「Aの予感」だった。歩美は古い隠語で”A”はキスを意味すると言う。
1週間後、公園をジョギングしていた目暮警部が何者かにボウガンで狙撃される事件が起こる。現場には西洋の短剣らしきものが残されていた。その後、 今度は英理がチョコレートを食べた途端に苦しみだし倒れるが、すぐに胃の洗浄をしたため命に別状はなかった。そして今度は事務所の郵便受けに紙製の花が 入っていた。阿笠博士の家で、今回の事件について考えるコナンだが、突然、玄関のガラスが割れ、外を見に行った阿笠博士はバイクに乗った何者かにボウガンで狙撃される。コナンは犯人を追うが寸前のところで逃げられてしまい、現場からは剣のようなものが発見された。
コナンは、数々の遺留品からトランプの絵札に関連していることと、その犯行がコナンや小五郎に関連した人物を狙っていることを突き止める。一方で目 暮警部も、犯人は仮出所したばかりの村上丈であることを突き止めていた。帰りの車中、コナンと蘭は白鳥刑事から、村上丈を取り調べた際にトラブルが起き て、小五郎が英理を拳銃で打ったという事実を語られる。
目暮警部は、「十」のつく辻弘樹に事件のことを知らせ忠告するが、辻はヘリコプターのフライトを止めようとしない。仕方なく小五郎と目暮警部も同乗 することを条件としてフライトに許可を出し、コナンも潜入に成功する。その後、米花町上空を飛行中に、辻が目の不調を訴えヘリは墜落の危機を迎えるが、コナンの助けを借りて不時着を決行し惨事を免れた。
次に狙われるのは「八」のつく人物ということで、沢木公平を尋ねたコナン一行に対し、沢木はこれから海洋娯楽施設「アクアクリスタル」に行くのだと 語り、コナンたちはそこで「九」のつく旭勝義の名前を目にする。そして、コナンたちも「アクアクリスタル」に向かうことになり、そこで同じく招待されてい た、小山内奈々、仁科稔、宍戸永明、ピーター・フォードと会することになる。しかし、彼らもまた名前に数字を持っていたのであった。 (Wikipediaより転載)
<感想>
娘に付き合って観ました。劇場版を観るのは8作目です。毛利夫妻の話が興味深かったです。あとやはり推理。謎解きが面白いですね。ラストもしっかり見せ場があって、ああ、レストランもったいないと思いましたが、面白かったです。良作だと思います。