ブライアン・デ・パルマ監督。ジョシュ・ハートネット主演、スカーレット・ヨハンソン、アーロン・エッカート、ヒラリー・スワンク、ミア・カーシュナー。2006年。
<ストーリー>
1947年ロサンゼルス。ダウンタウンの空き地で、身体を腰で切断された女性の惨殺死体がみつかった。黒い炎を思わせる漆黒の髪、青白い肌を照らす黒ずくめのドレス。ハリウッド・スターを夢見ながら大都会の暗闇に葬られた女を、人は「ブラック・ダリア」と呼んだ。捜査線上に浮かび上がる一編のポルノ・フィルム。ダリアと瓜二つの大富豪の娘、そして彼女の一族にまつわる黒い秘密。事件の謎は、捜査にあたる若きふたりの刑事の運命をも狂わせていく…。(amazonより転載)
<感想>
セピア色の映像が1940年代を上手く演出していて、その雰囲気がとても素晴らしく、まるで実際の映像を見ているようでワクワクしました。でもこれ、ブラック・ダリア事件だけでなく、いろんな事件が起こって、それ以外の話が多くて、途中で飽きてしまいました。繰り返し観ないと理解できない映画です。私が見たかったのはブラック・ダリア事件。まあ、一応の解決(実際の事件は未解決)はしてくれたのですが、思い切り消化不良です。もっと丁寧にブラック・ダリア事件だけを追って欲しかったです。