ルパン三世

北村龍平監督。小栗旬主演、玉山鉄二、綾野剛、黒木メイサ、浅野忠信。モンキー・パンチの同名漫画の実写映画化。2014年。

ルパン三世 DVDスタンダード・エディション

<ストーリー>
ある日、シンガポールの現代美術館から古代オリンピックのメダルが盗まれる事件が発生する。翌日、香港警察本部を訪れた銭形警部は、捜査官たちを前に盗難事件のブリーフィングを始める。犯人は1年間消息を絶っていたルパン三世、峰不二子、ピエール、ジローら若手の盗賊たちだったが、銭形は事件の黒幕に、盗賊集団「ザ・ワークス」を束ねる老盗賊トーマス・ドーソンが絡んでいると考えていた。高齢を理由に引退を考えていたドーソンは、「古代オリンピックのメダルを盗んだ者に次のリーダーを譲る」と宣言し、ルパンたちに犯行を行わせていた。銭形は「ザ・ワークス」のメンバーを一網打尽にできると考え、捜査官たちを引き連れてドーソンの邸宅に張り込む。
香港にあるドーソンの邸宅には「ザ・ワークス」のメンバーが集結しており、ルパンもその中にいた。盗みの結果を公表した後、ドーソンはメンバーたちに自身が盗み出したコレクションを見せ、その中でアントニウスがクレオパトラに贈ったジュエリー「クリムゾンハート・オブ・クレオパトラ」の一部である「光の首飾り」を手に取ると、盗みの師であり、かつての相棒でもあったルパン一世との思い出を語る。しかし、かねてからドーソンに恨みを抱いていたメンバーのマイケル・リーが裏切り、「光の首飾り」を奪おうとする。それと同時にマイケルが雇った傭兵のロイヤル、マリア、サーベルが邸宅を襲撃し、銭形ら警官隊との銃撃戦が始まる。マイケルはドーソンを人質に邸宅を脱出しようとするが、ルパンとドーソンの用心棒だった次元大介が反撃し、そこにロイヤルたちも現れて乱戦となる。混乱の中でドーソンはロイヤルに射殺され、マイケルは「光の首飾り」を奪って逃走する。脱出に成功したルパンは、マイケルを探すために次元や不二子と手を組み、泥棒稼業を続けることにする。
1年後、タイで一仕事終えたルパンの元に不二子からの誘いが来る。次元の制止も聞かずに不二子の待つホテルに向かったルパンを待っていたのは、銭形ら警官隊だった。不二子に裏切られて逮捕されたルパンは、銭形からマイケルの居所を聞かされる。マイケルは「クリムゾンハート・オブ・クレオパトラ」の一部である「真紅のルビー」を持つアジア裏社会のボス、モムラーチャオ・プラムックとの取引を行おうとしていた。銭形はプラムックを逮捕するため、ルパンに犯罪履歴の抹消と引き換えに「クリムゾンハート・オブ・クレオパトラ」を盗むように取引を持ち掛けるが、情報だけを聞き出して逃走したルパンはマイケルとの対決に備えるため、日本の古寺を訪れて知己である石川五ェ門を仲間に誘い、タイに戻る。ルパンは次元、五ェ門、不二子と共に取引会場のバイセル会場に潜入し、「クリムゾンハート・オブ・クレオパトラ」を盗もうとするが、そこでルパンはマイケルがプラムックに騙されてドーソンを襲撃させられたことを知り、「クリムゾンハート・オブ・クレオパトラ」を奪う計画にプラムックを倒すことも追加する。全てを知ったマイケルもルパンのアジトを訪れ、ルパンたちと和解する。
ルパンがプラムックを狙っていることを知った銭形は、旧知の仲であるナローン大佐と共に「クリムゾンハート・オブ・クレオパトラ」が保管されている要塞型セキュリティシステム「ジ・アーク」がある孤島を訪れる。プラムックにルパンからの予告状を見せようと銭形が金庫のパソコンを作動させた途端、セキュリティがコンピュータウイルスによってハッキングされてしまう。銭形とナローン大佐に変装していたルパンとマイケルは、「ジ・アーク」の最上階を目指す。その事態にロイヤルら警備兵たちが出動するが、次元、五ェ門、不二子たちとの混戦になり、ルパンとマイケルを取り逃がしてしまう。一方、ルパンはタイ陸軍本部にも同様のコンピュータウイルスをハッキングさせており、そのことを知った本物の銭形とナローン大佐も部隊を引き連れて孤島に向かう。
「ジ・アーク」の最上階にたどり着いたルパンとマイケルは「クリムゾンハート・オブ・クレオパトラ」を手に入れるが、プラムックによって保管庫内に閉じ込められ、保管庫から空気がなくなり、追い詰められてしまう。脱出のためにルパンは爆弾を使おうとするが、マイケルはルパンを助けるために彼を気絶させて金庫に押し込めた後、保管庫の扉を爆破して死亡する。保管庫から脱出したルパンはプラムックの秘書ミス・ヴィーに捕まり、同じく捕まった次元たちと共にプラムックの前に引き出される。プラムックがルパンたちを殺そうとする中、そこに銭形とナローン大佐の部隊が現れる。ルパンたちを引き渡そうとするプラムックは、ルパンがプラムックの犯罪履歴を陸軍本部にコンピュータウイルスとともに送り込んでいたため、ミス・ヴィーともども銭形に逮捕されてしまう。銭形はルパンから「クリムゾンハート・オブ・クレオパトラ」を取り上げるが、取引を履行したルパンへの義理を通すために逮捕を見送り、プラムックとミス・ヴィーを連行して引き揚げた。その途中、「クリムゾンハート・オブ・クレオパトラ」が偽物であることに気付いた銭形は、ルパンを逮捕するため引き返そうとするが、既にルパンたちは逃げ去った後だった。
タイから日本に来たルパンは、苦労して手に入れた「クリムゾンハート・オブ・クレオパトラ」を不二子にプレゼントしてしまう。そんなルパンに呆れる次元と五ェ門をよそに、ルパンは不二子に言い寄ろうとするが、そこに銭形ら警官隊がやって来る。不二子はあらかじめ銭形に居場所を教えており、「クリムゾンハート・オブ・クレオパトラ」を手にして立ち去る。呆れたルパン、次元、五ェ門はその場で笑い出してしまう。五ェ門は仕事を終えたとしてその場を立ち去り、ルパンと次元はフィアット500に乗り込み、銭形から逃げ出した。(Wikipediaより転載)

<感想>
酷いと言われる作品でも、まず半分以上は普通に観るんですが、これは30分くらいで観るの止めようかと思いました。それくらいつまらなかったです。実際、一度はやめたのですが、思い直して最後まで一応観ました。役者さんが雰囲気出そうと頑張っているらしきものは感じました。でも、実写にする意味がやはり分かりませんでした。