クエンティン・タランティーノ監督。 ジェイミー・フォックス主演、レオナルド・ディカプリオ、クリストフ・ヴァルツ、ケリー・ワシントン、サミュエル・L・ジャクソン。2012年。
＜ストーリー＞
奴隷市場で買われた奴隷達の中に、ジャンゴ・フリーマンはいた。彼はドイツ系移民の歯科医キング・シュルツ博士によって、ブリトル三兄弟の顔を知っているということで救い出される。実はキングは賞金稼ぎで、指名手配中の三兄弟を探していたのだ。無事に仕事を終えたら、自由を与え、賞金の分け前も渡すというキングの申し出を、ジャンゴは迷うこと無く受ける。ジャンゴには、奴隷として別のところに売られた妻、ブルームヒルダを買い戻したいという思いがあったのだ。キングは行動を共にする内、ジャンゴの腕前を知り、賞金稼ぎの手伝いをしてくれるなら、妻探しの手伝いをしようと持ちかける…。
＜感想＞
奴隷がスカッと仕返しをする映画ということで、『それでも夜は明ける』の口直しで観てみました。冒頭からタランティーノらしい展開で、思わずニヤリ、期待が高まります。脚本がしっかりしていて、登場人物への感情移入もバッチリ、ラストでは「よし！」と思える映画です。レオナルド・ディカプリオとサミュエル・L・ジャクソンの悪役ぶりも最高。キングのキャラも素敵でした、あの一本筋の通ったところが特に。とにかく「面白い」娯楽作品です。
