THE CALL   ザ・コール 緊急通報指令室

ブラッド・アンダーソン監督。ハル・ベリー主演、アビゲイル・ブレスリン、マイケル・エクランド。2013年。

ザ・コール 緊急通報指令室 (字幕版)

<ストーリー>
ジョーダンは、911緊急通報センターのベテランオペレーター。命を救うため、電話越しに指示を出す日々だ。ある日、若い女性から不法侵入者の通報電話を受け取る。冷静に対処していたジョーダンだが、切れた電話に折り返ししてしまったために侵入者に気付かれ、悲劇的な結末となってしまった。「It’s already done.」と言う犯人の声が耳に残る。悩み、一線を退き、後継者教育へと身の置き場を変えたジョーダンだが、ケイシーという少女から、車のトランクに入れられ誘拐されたとの緊急電話を、後輩に代わり対処することとなる。そしてその相手こそ、あの悲劇を起こした不法侵入者と同じと確信し…。

<感想>
ハラハラドキドキ、面白かったです。観始めたら最後まで一気に観ずにはいられませんでした。不法侵入者も怖かったですが、トランクでの拉致!ああして、こうして、と指示をされ、それをこなしていくのにドキドキ。緊急通報センターのオペレーターって、こんな指示までしてくれるんですか?途中で警察のプロに変わるのかなと思っていました。犯人役の憎たらしいこと…!もう絶対に捕まえて〜!
(以下、ネタバレ含みます)
電話が切れて、続きは普通のサスペンスになったのはちょっと残念でした。一介のオペレーターがここまで…うん、映画ですね。ラストは賛否両論だと思いますが、まあ、こういうのも有りでしょうか。電話が切れてからは、ちょっと消化不良気味でした。
でも十二分に面白い映画だと思います。B級ですけどね。