佐藤信介監督。二宮和也主演、松山ケンイチ、吉高由里子。同名人気漫画の映画化。2011年。
<ストーリー>
玄野計は恋人となった小島多恵と、加藤勝の弟の面倒をみながら、加藤を復活させるためにミッションをこなし続けていた。一方、アイドルの鮎川映莉子の元には小さな黒い球体、ミニガンツが届き、それにしたがって殺人を繰り返していた。その球体を探しているのが謎の黒服集団。そして彼らと情報を求めて取引している男、公安の重田正光もいた。もう少しで100点になる玄野は、まだ生き返るはずのない加藤を見る。しかしそれは、本物の加藤を生き返らせて分かった偽物だった。偽物加藤は鮎川を殺し、部屋へと送られた鮎川は、自分が殺した3人と昔、100点を獲得して開放されたのだと思い出す…。
<感想>
続編ではいきなり登場人物と謎が増え、???と思いながら観ました。多恵を狙う理由が、分かったような、分からないような…いえ、よく分かりません。でもドラマ的には盛り上がりますね。一番印象に残ったのは、地下鉄のソードバトル。カッコイイ。ハリウッド映画みたい。パーフェクトアンサーとあったので、全て分かるのかと思いきや、基本的な謎はそのまま。ラストの選択は切なくて泣けましたが、それまでの家庭環境をもっときっちり描いて、玄野がそれを選んだ理由をもっとしっくりさせてくれたら、さらに感動できたかと思いました。でも、なかなか頑張っていたかな。