X-MEN: ファースト・ジェネレーション  X-Men: First Class

マシュー・ヴォーン監督。 ジェームズ・マカヴォイ主演、マイケル・ファスベンダー、ケヴィン・ベーコン。2011年。

X-MEN:ファースト・ジェネレーション [DVD]

<ストーリー>
1944年。ナチス占領下のポーランドの強制収容所で、ユダヤ人の少年エリック・レーンシャーは、母親と離されるのを嫌がり、念力で鉄門を曲げた。それを見た科学者のクラウス・シュミットは、エリックの前で母親を殺し、彼の能力を開花させる。一方、ニューヨーク州ウエストチェスターの裕福な家庭に育つ少年チャールズ・エグゼビアは、自分と同じ特殊な能力を持つ少女レイヴン・ダークホルムと会い、家族として迎え入れた。時は流れ、成人したエリックは、復讐するためにシュミットを探していた。チャールズは、イギリスのオックスフォード大学でミュータントの研究をしていた。そんな折り、ラスベガスでCIAは、セバスチャン・ショウと名前を変えたクラウス・シュミットがリーダーのヘルファイア・クラブという怪しい集団を発見、専門家のチャールズに強力を要請した。そしてエリックとチャールズは、ヘルファイア・クラブを通して運命の出会いを果たすことになる…。

<感想>
若きプロフェッサーXとマグニートーの出会いのお話。
X-MENシリーズは全部観ていると思っていたのに、うっかりこれは見逃していたのに気付き、評判も良いと聞いて、楽しみに観ました。もう冒頭からドキドキが止まりません。強制収容所のシーン、前のシリーズにもありましたよね…あれ、予告じゃないですよね、ちょっと記憶があやふや。ああ、こんなお話だったんだ〜と思いました。ミュータントのそれぞれの能力にはどれも驚ろかされて…途中で亡くなってしまった青年、残念でした。あの正義感で活躍して欲しかったな。ケヴィン・ベーコンはすっかり悪役が似合うようになりましたねえ。ジェームズ・マカヴォイが主役なのだと思いますが、私はマイケル・ファスベンダーに惹かれました。カッコイイ。でも、あの仮面はダサイです、どうしても。評判通り、綺麗にまとまっていて、最高の娯楽映画に仕上がっています。同じシリーズの中でも、かなりオススメの作品です。