ブラッド・バード監督。トム・クルーズ主演、ジェレミー・レナー、サイモン・ペッグ、ポーラ・パットン。2011年。
<ストーリー>
IMFエージェントのトレヴァー・ハナウェイは、ブタペストで任務中、女暗殺者のサビーヌ・モローに殺され、「コバルト」から奪うはずだった秘密ファイルも取られてしまう。その後、ハナウェイとチームを組んでいたジェーン・カーターと天才ハッカーのベンジー・ダンは、モスクワの刑務所からイーサン・ハントを脱出させる。リーダーとなったハントは、IMFの指示で「コバルト」の正体を探るためにクレムリンに侵入する。しかしそこで爆破事件が発生。イーサンはロシア諜報員に爆破テロの首謀者と断定される。その場から逃亡したイーサンは、アメリカ大統領がゴースト・プロトコルを発令させたと、IMF長官から報告される。つまり、アメリカはテロとの関与を否定するためにIMFを解体、後ろ盾を失ったイーサン達だけがテロリストとして追われる身となったのだ。長官に同行していたウィリアム・ブラントも仲間に入り、4人は核物理学者のカート・ヘンドリクスが企てている、世界を破滅させるテロ計画阻止のためのミッションに挑む…。
<感想>
いやあ、面白かった!シリーズ最高傑作、だと思います。スパイ物は難しいことが多いですが、この映画は明快で、素直にアクションが楽しめました。え、これってホント?それとも映画だから?という未来的な道具も楽しく、ワクワクさせてくれます。クレムリンの爆破にも驚かされましたが、予告で何度も出ていたドバイのハラハラは見せ場最高。そこまでする意味あるの?と思いましたが、面白かったからOKです。サビーヌはちょっとあっけなかったですけど。ムンバイも笑えました。やはりチームワークでの活躍が良いです。ラストまで手を抜かないインポッシブル振りに、感動しました。ここまでやってくれて、ありがとう!と思いました。突っ込み処も満載ですが、そういうのを指摘する映画ではないでしょう。トム・クルーズ、久々にやってくれましたね。