ジョン・タートルトーブ監督。ニコラス・ケイジ主演、ジェイ・バルシェル、アルフレッド・モリナ、テリーサ・パーマー、モニカ・ベルッチ。2010年。
<ストーリー>
善vs悪の魔法大戦争。今は亡き偉大なる善の魔法使いマーリンの弟子で、第777代目の最高指導者であるバルサザール・ブレイクは、マリーンの後継者探しのため一千年近くの間、世界中を旅していた。そしてついにニューヨークで発見したのが、デイヴ・スタットラーという嘘を吐くのが下手な少年。しかし邪悪な魔法使い達を封じ込めておいたグリムホールドから、マクシム・ホルヴァートが抜け出し、バルサザールと闘いになった。デイヴの目の前で激しい闘いの末、2人は壺の中に消えた。10年後、壺から抜け出した2人が再びデイヴの前に現れる。物理学専門の大学生となっていたデイヴは狼狽するが、信じられない闘いに巻き込まれ、結局、バルサザールの弟子となった。しかし修行よりも、可愛い女の子が気になるデイヴは、デートを優先させる。そうする内にも、ホルヴァートは史上最強の邪悪な魔女、モルガナ・ル・フェイを甦らせるために暗躍していた…。
<感想>
『ファンタジア』の魔法使いの弟子のシーンも出てくるディズニーファンタジー。
最近観たディズニーアニメ『塔の上のラプンツェル』と、『キック・アス』のニコラス・ケイジ繋がりで?観てみました。主人公の名前が偶然でしょうが、またデイヴ。さて、このデイヴ、『キック・アス』のデイヴ以上に情けないです。愛を大事にしたい気持ちは分かるのですが、余りに修行をないがしろ。理解を示すバルサザール、甘過ぎじゃないですか。公式サイトを見ると、邪悪な魔法使い達がじゃかじゃか出てきて大魔法戦争みたいなのに、実際はあっと言う間に消えちゃう。しかもクライマックス前に。クライマックスやカーチェイスのシーンは見応えありましたが、結局、世界を救ったのはヒロインの子?しかもずらすだけ??いえ、ドラゴンボールのようにデイヴが闘ったのは分かってます。でもろくに修行もしてないのに、何で?うーん、良くも悪くもディズニーファミリー映画ということでしょうか。確かにそれなりに楽しめました。