マシュー・ヴォーン監督。アーロン・ジョンソン主演、クロエ・グレース・モレッツ、ニコラス・ケイジ、マーク・ストロング、クリストファー・ミンツ=プラッセ。2010年。
<ストーリー>
NYに住むデイヴ・リゼウスキは、コミックオタクでスーパーヒーローに憧れる平凡な高校生。母親を病気でなくし、父親と2人で暮らしている。ある日、インターネットで注文した自前のコスチュームを着て、スーパーヒーロー「キック・アス」になりきり、町でパトロールを開始する。しかし何の特殊能力も武器も持たないデイヴは、自動車泥棒に腹を刺された上、車に轢かれ入院してしまう。それでもめげずに、退院後にパトロールを再開。カッコイイとは言えないながらも、3人組に襲われた男を助けた様子がYouTubeに公開され、キック・アスはたちまち人気者となる。憧れのケイティとも親しくなったデイヴは、彼女にキック・アスに連絡を入れるように言い、彼女を助けるため麻薬売人の元に乗り込む。そこでピンチに陥ったキック・アスを救ってくれたのは、本格的な訓練を受けた父と娘のペア、「ビッグ・ダディ」と「ヒット・ガール」だった。一方、売人達を全滅させたのはキック・アスだと勘違いしたフランク・ダミーコは、キック・アス暗殺を部下に指示する…。
<感想>
友人に勧められて観ました。アメコミのパロディ物かと思っていたら、こんなお話だったとは。非道徳的&人を殺し過ぎではありますが、面白かったです。ヒット・ガールは可愛いし、ビッグ・ダディのニコラスときたら…!本人がアメコミ好きだけに役柄ピッタリで大ウケでした。悪者に復讐する話はよくありますが、こういうキャラとストーリーをくっつけると新鮮ですね。悪役が悪役らしかったのも良かったです。一つ分からなかったのは、ケイティ。何でデイヴに惚れたんでしたっけ?しっかり続編がありそうな終わり方でした。またヒット・ガールが活躍してくれるかな。