DIRTY HARRY  ダーティハリー

ドン・シーゲル監督。クリント・イーストウッド主演、ハリー・ガーディノ、アンディ・ロビンソン。1971年。

ダーティハリー(字幕版)

<ストーリー>
サンフランシスコ。ビルの屋上のプールで泳いでいた女性が銃殺され、その後、犯人から脅迫状がサンフランシスコ警察に届いた。10万ドル渡さなければ、また同じ手口で、次は牧師か黒人を狙う、という内容だ。ダーティハリーと呼ばれる殺人課のハリー・キャラハンは、心ならずも上司に命令された相棒のチコと犯人追跡に向かう。2人目の犠牲者に狙いを定めている犯人を警察のヘリコプターが発見したが、犯人は逃げてしまう。そして予告通り黒人の少年が犠牲となった。ハリーは、犯人は現場にまた現れると待ち伏せしていたところ、思った通り犯人が現れ、銃撃戦となるが、またもや犯人に逃げられてしまう。そして再び、警察に脅迫状が届いた。14歳の少女が誘拐され、20万ドルの身代金を渡さないと殺すというものだ。ハリーは20万ドルを入れたバッグを持って指定のマリーナへ向かう。犯人の指示に翻弄され、あちこち走り回されたハリーは、犯人から攻撃を受け、殺されそうになるが…。

<感想>
大好きなイーストウッド、この作品は観なくては、と今更ながら鑑賞しました。1971年と古い映画のせいか、細かいところで「ん?」と思うところはありましたが、それをどうでもよく思わせてしまうほどの怒濤の展開、たくさんのエピソードに、これぞ娯楽映画!と思いました。人気が出たのがよく分かります。
舞台がサンフランシスコということで、知っているところが出るかな、とワクワクしていたのですが、ここは♪と思われるところは一つもなく…もうかなり町並みは変わってしまったようです。映画に出ていたスタジアムも、撮影終了後には壊されているようですし。仕方ありませんが、ちょっと残念でした。
ところで観始めて最初に思ったのは、クリント・イーストウッド、髪がふさふさだ!だったりします。