本広克行監督。ユースケ・サンタマリア主演、小泉孝太郎、高杉亘、松重豊。2005年。
＜ストーリー＞
クリスマス・イブ、東京の地下鉄は大混雑していた。その日、恋人の雪乃とデートの約束をしていた警視庁交渉課準備室課長の真下正義は、室井管理官に呼ばれた。東京トランスポーテーションレールウエイ（TTR）の最新鋭実験車両クモE4-600が乗っ取られ、地下鉄の中を暴走しているという。日本初の交渉人、真下は室井の命を受け、TTR総合司令室へチームを連れて乗り込むことになった。そこで犯人と話した真下は、犯人の目的が真下自身だと知り…。
＜感想＞
『踊る大捜査線』のスピンオフ。
地下鉄の管理室ってこんなになってるんだーと面白く観ました。真下はいまいち情けなかったりしましたが、周りのキャラが良いです。どんどんと犯人像が明らかになってきて惹き付けられました。しかし。犯人は不明？！あの躊躇いがちに車を進めたり停めたりするシーンはかなり好きで、自爆…ああー、一線を越えた人はと思ったら、何も分からないまま終わり？それとも次作に続くのでしょうか？謎を残したラストは好きですが、あのままだと声紋一致はどういうこと？何でもあり？になりませんか。うーん、ちょっと消化不良です。
