ウォルフガング・ペーターゼン監督。カート・ラッセル主演、ロバート・ラムジー。2006年。
<ストーリー>
大晦日の夜。北大西洋を航海中の豪華客船ポセイドンでは、カウントダウンのパーティが始まっていた。一方、ブリッジでは一等航海士が異常波浪を察知、50メートルはある大波をかわそうと舵を取るが時既に遅く、船は完全に転覆する。船内は阿鼻叫喚。ダンスホールに生き残った人々は、船長の救助を待つという意見に同意するが、ギャンブラーのディランは自力で脱出しようとする。それに同調したのが、9歳のコナー、その母親、娘とその恋人を探したい前NY市長ロバートなどだった…。
<感想>
パニック映画。『ポセイドン・アドベンチャー』のリメイクです。私は前作は観ていません。最初の船の全景を見せるシーンは、妙にちゃちく見えました。あからさまにCGだよね、という感じ。人物描写がおざなりで、誰にも感情移入することなく、単に脱出劇として観たら、迫力はあるし、約90分とコンパクトだし、それなりに楽しめました。でもこれ、リメイクの意味あるのかなあ?