LADDER 49　　炎のメモリアル

ジェイ・ラッセル監督。ホアキン・フェニックス主演、ジョン・トラボルタ。2004年。

＜ストーリー＞
ボルティモアの消防士、ジャック・モリソンは大規模な火災現場で人命を救助した直後、崩壊した床に呑み込まれ、数階下へと落ちてしまう。ジャックの上司、マイク・ケネディと同僚達がジャックを救い出そうと奮闘する中、ジャックは朦朧とした意識の中で、自分が新米消防士として仲間に入った頃を思い出す…。

＜感想＞
正統派ヒューマン・ドラマ。消防士物と言えば、どうしても『バックドラフト』を思い出してしまい、二番煎じの印象が強かった私は、なかなかこの映画を観ようと思いませんでした。しかし実際に観てみると、こちらの方が普通の人というか、より現実味を感じられるお話でかなり気に入りました。次はこうなるかな、と読めてしまうところはありますが、とにかく丁寧に描かれていて、好印象、感情移入して観ることができます。ラストでは目頭が熱くなりました。