ウォーク・ザ・ライン 君につづく道  WALK THE LINE

ジェームズ・マンゴールド監督。ホアキン・フェニックス主演、リーズ・ウィザースプーン。アカデミー賞主演女優賞受賞。2005年。

ウォーク・ザ・ライン/君につづく道 [DVD]

<ストーリー>
1969年、ジョニー・キャッシュはサン・クエンティン刑務所で行われるコンサートの舞台裏にいた。時は戻り、1944年。12歳のジョニーは兄のジャックと両親の畑仕事を手伝う日々。しかし貧しい生活は変わらず、父はジョニーに厳しく当たっている。そんなジョニーの心の拠り所は、優しい兄ジャックと、ラジオから聞こえるゴスペルやカントリー音楽だった。ところがある日、自分の代わりに仕事をしていた兄が事故で亡くなってしまう。出来のいい息子を失ったと荒れる父親。成人したジョニーは入隊後、ドイツに駐屯、除隊後にヴィヴィアンと結婚、子供も授かった。しかし慣れない訪問セールスの仕事に家計は苦しく、友人とゴスペル・バンドを組んで音楽を楽しむジョニーと妻の間の関係は冷えていく。そんなある日、ジョニーは街角で見かけたレコード会社で、オーディションを受け…。

<感想>
カントリー歌手、ジョニー・キャッシュの伝記映画です。ジョニーが子どもの頃から憧れだったジューン・カーターとの純愛が感動的です。歌のシーンは吹き替え無しというのがスゴイ!でもね、これ最初の妻の立場になったら、かなり辛い映画ですよね。ヴィヴィアンはジョニーのことが好きで、ジューンにヤキモチも焼いていたみたいですし。薬に溺れたジョニーを毅然と支えたジューンは素晴らしいと思いますが、ヴィヴィアンだってジョニーからの愛があれば支えられたんじゃないかと思いますもの。と言うわけで、個人的には手放しで感動!というわけにはいきませんでした。