アルフォンソ・キュアロン監督。ダニエル・ラドクリフ主演、ルパート・グリント、エマ・ワトソン。J・K・ローリング原作の小説『ハリー・ポッター』シリーズ映画化第三弾。2004年。
<ストーリー>
ホグワーツ魔法学校の新学期が始まるが、ハリーは脱獄不可能のアズカバンから脱走した囚人シリウス・ブラックが自分の命を狙っているという話を聞く。しかもブラックはハリーの両親を死に追いやった張本人だという。ブラックを追う牢獄の看守ディメンダーが学校中を取り巻く中、ハリーは…。
<感想>
私はわりと楽しんだのですが、原作を読んでいるので脳内補完されているかも知れません。ハリーとハーマイオニー以外の出番が少ないのが残念。ここはもう少し描き込んだ方が感情移入出来て良いのに、というシーンがたくさんありました。でもこれでも既に2時間半くらいあるので、仕方ないですかね。あと子ども達が皆、成長していて、イメージが変わってました。予告編のドラコにも「違和感〜、最初誰か分からんかった」でしたが、ネビル…あれ、同じ子ですか?名前聞くまで分かりませんでした。双子のお兄ちゃんも何か格好良くなっていたような。でも全体的に皆、出番が少ないです。あとハグリッドの小屋ってあんなところにあったんでしたっけ…?今回のが雰囲気あって私は好きでしたが、あら〜?という感じでした。そう、映画自体のイメージはとても好きです。ハリー・ポッターの世界に酔えました。でも原作を読んでないと辛いかも知れません。