吉野耕平監督。吉岡里帆主演、中村倫也、柄本佑、尾野真千子。辻村深月原作の同名小説の映画化。2022年。
<ストーリー>
連続テレビアニメ「サウンドバック 奏の石」が初監督作品となる斎藤瞳は、憧れの天才監督である王子千晴を超えるアニメをつくることを目標とする20代の女性。プロデューサーの行城理は、瞳を抜擢したもののアニメを成功させるためと瞳がやりたくない余計な仕事を増やす、やっかいな存在。夕方5時台の同じ時間帯には、王子千晴の復帰作「運命戦線リデルライト」も放送される。そのプロデューサーは、気まぐれな王子に苦労しながらも、王子の才能に惚れ9年ぶりとなる王子作品に懸ける有科香屋子。瞳はスタッフや声優たちと時にぶつかりながら、瞳の想いが込められた作品が誰かの胸に刺さることを目標に、ライバル作品との熱い覇権(ハケン)争いに挑む。(Wikipediaより転載)
<感想>
アニメ業界が舞台と聞いて、楽しみに観ましたが…うーん、期待とちょっと違ったかな。
それぞれの想いも、頑張りもよく分かります。でもアニメ2作が同じ時間に放映で世間の話題になるって、実際ありますかね。覇権じゃなくても、2位でもめっちゃ凄いし。
あと後出しで実はキミのこと考えてたよ感を出す行城、えー、もっと事前にサポートしろよと思いました。なんか女だからと舐めてる感が周りにあって不快でした。事実なのかも知れませんが。
アニメ業界に希望よりも、嫌な印象が残った映画でした。アニメ大好きなのに。