HARRY POTTER AND THE HALF-BLOOD PRINCE  ハリー・ポッターと謎のプリンス

デヴィッド・イェーツ監督。ダニエル・ラドクリフ主演、ルパート・グリント、エマ・ワトソン、マイケル・ガンボン。J・K・ローリング原作の同名小説の映画化。2009年。

ハリー・ポッターと謎のプリンス (字幕版)

<ストーリー>
マグル世界の橋を死喰い人が破壊するなど、ロンドンでは闇の帝王ヴォルデモートの脅威が広がりつつあった。その頃、地下鉄構内のカフェにいたハリーは、ダンブルドアに連れられてホラス・スラグホーンという魔法使いの元へやってきた。かつてホグワーツで魔法薬学を教えていたホラスに、復職を依頼するダンブルドア。ホラスはその依頼を引き受け、ハリーはダンブルドアからホラスの知っているヴォルデモートの秘密を聞き出せと命じられる。ホラスに近づくハリー、そしてホグワーツではロン、ハーマイオニー、ハリーをまきこんだ恋のさや当てが繰り広げられていた…。

<感想>
原作を読んだのが遠い昔なので、もうすっかり細かいところを忘れてしまっていたのですが、映画を観て、あれ、こんなお話だったかなあ、と思いました。えーと、カフェにいた女の子って何でもないんですよね…?クライマックスの台詞などは覚えいて、ああ、これと思いましたが、こんな演出だったかしら?なんだかとてもあっさりしていたような。原作では楽しくてたまらなかった恋のさや当て、映画ではそんなに割けないだろうなとは思っていました。ハリーの前の相手との決着って、映画でもちゃんとついていたんでしたっけ?いきなり新しい相手登場に思えたのですが…原作読んでいるので知ってましたけど…映画は間が空きすぎて忘れていることが多いのかなあ。
ダークな雰囲気は割と好きでしたが、タイトルは余り活かされていないように思いました。謎のプリンスのこと、すっかり忘れていましたよ。まあ、この作品は次作への繋ぎ的要素が強いと思うので、次作に期待します。前後編なんでしたっけ?ああ、また忘れてしまいそうです。