ガイ・ナティーヴ監督。ジョナサン・タッカー主演、ダニエル・マクドナルド。アカデミー短編映画賞受賞。2018年。
<ストーリー>
とある一家が友人らと共に湖を訪れる。一同は皆入れ墨をしており、それにより彼らがネオナチであることが示唆されている。ジェフリーは息子のトロイが射撃でターゲットに命中できるかどうかで賭けをする。トロイはターゲットを撃ち、ジェフリーは賭けに勝つ。
トロイの一家はスーパーに向かう。サッカー台でトロイは玩具を持っているアフリカ系の男性のジェイディーと目が合い、2人は微笑み合う。だがそれに気付いたジェフリーは息子が因縁をつけられていると言いがかりをつけ、人種差別的な暴言を浴びせる。ジェイディーは問題があるのはジェフリーであると反論した後に立ち去る。ジェフリーは仲間たちとともに、駐車場でジェイディーに暴行を行った。車に乗っていたジェイディーの妻は警察に通報する。トロイはその一部始終を店から目にする。
後日、遊びから帰るジェフリーとトロイは道中を塞ぐバンと遭遇する。ジェフリーがバンに近づくと彼は黒人グループにより拉致される。ジェフリーはどこかのガレージに監禁され、数日以上にわたり入れ墨を施される。
数日後、ジェフリーは裸で自宅近くの道に放置される。彼は窓に映った自分の姿を見て全身に真っ黒な入れ墨が施されていることに気付く。なんとか自宅にたどり着いたが、トロイの母クリスタは彼を不審者であると思い、拳銃を手にして通報する。ジェフリーが強引に家に入るとクリスタは出て行くように警告する。ジェフリーが自分が夫であることを伝えるとクリスタは武器を捨てたが、その直後に銃声が鳴り響き、ジェフリーは倒れ込む。彼の後ろにはライフルを持ったトロイが立っていた。(Wikipediaより転載)
<感想>
アカデミー短編映画賞を受賞と知り、視聴。全部で20分。観ていて非常にしんどかった。人種差別の白人家族が怖い…絶対に知りあいたくない。子供に罪は無いけど。負の連鎖、子供への影響。短いけれど、ズンと心が重くなる作品でした。