スケアリーストーリーズ 怖い本  SCARY STORIES TO TELL IN THE DARK

アンドレ・ウーヴレダル監督。ゾーイ・マーガレット・コレッティ主演、マイケル・ガーザ、ガブリエル・ラッシュ。2019年。

“スケアリーストーリーズ

<ストーリー>
1968年10月31日、ペンシルベニア州ミル・ヴァレー。ステラ、オーギー、チャックの3人はいじめっ子のトミー・ミラーに悪戯を仕掛け、そのまま逃げ出した。その際、浮浪者のレイモンが3人を手助けした。その後、レイモンを含む4人は幽霊屋敷として有名な邸宅を探検することにした。その屋敷は町の創設に尽力したベロウズ家が所有していたものだった。屋敷内に入った4人は隠し部屋を見つけ、その中で怪談が多数記された本を発見した。その本の持ち主、サラ・ベローズは一族の集合写真から排除された曰く付きの人物であった。ほどなくして、4人を追ってきたトミーが屋敷に辿り着き、トミーが連れてきたチャックの姉と4人を隠し部屋の中に閉じ込めてしまった。不思議なことに、トミーが屋敷を離れた後、謎の力で扉が開いた。不審に思った5人だったが、取り敢えず屋敷を後にすることにした。
帰宅したステラは屋敷から持ってきた本に「ハロルド」と題された章が新たに書き加わったのを見て仰天した。その章の主人公はトミーであった。その頃、トミーはトウモロコシ農場でハロルドという名前が付いたかかしに追いかけ回され、正体不明の怪物にピッチフォークで刺されてしまった。不安に思ったステラはレイモンと一緒にトミーを探しに行き、農場でトミーの服を着たかかしを発見した。そのかかしにはトミーのものと思われる毛髪が付着していた。ステラはトミーがかかしになったと主張したが、レイモンはその主張に懐疑的であった。レイモンは「この一件が警察に知られたなら、最初に容疑者として疑われるのは俺だろう」と怯えていた。
その日の夜、ステラの本に「大きな足指」と題された章が新たに書き加わった。その章の主人公はオーギーであり、シチューの中に入っている人間の足指を食べてしまったオーギーがその足指の持ち主だった死体に追い回されるというストーリーであった。2人はオーギーに警告しようとしたが、時既に遅く、オーギーは死体から逃げ回っていた。オーギーは必死になって逃げたが、結局は死体に捕まってしまい、そのまま行方知れずとなった。「次は自分の番かもしれない」と思った2人はチャックと姉を呼び出し本の話をしたがチャックの姉は信じず高校のミュージカルに出演する為に行ってしまう。残された3人で本を破壊しようとしたが、どうやっても本は破壊できなかった。そこで、3人は騒動を収束させる方法を探るべく、サラ・ベロウズの過去を調べ上げることにした。しかし、そこでまた本に新しい章が書き加えられてしまう。それはチャックの姉の話であった。3人は何とか姉を救い出しサラの過去に迫っていくが次々と本に新しい章が書き加えられてしまう。(Wikipediaより転載)

<感想>
ギレルモ・デル・トロ監督が絡む作品と知り視聴。単純ですが、なかなか怖い話に仕上がっていました。出てくるクリーチャーは見ようによっては愛嬌がある不思議な怖さ。テーマ的には貞子と同じかな、幽霊の心を癒すべし!続編もどんどん出来そうな感じでした。