イキガミ

瀧本智行監督。松田翔太主演、塚本高史、成海璃子、山田孝之。間瀬元朗原作の同名漫画の映画化。2008年。

“イキガミ”

<ストーリー>
「国家繁栄維持法(略称:国繁法)」。この法律は国民に「生命の価値」を再認識させることで国を豊かにすることを目的とし、その手段として、18歳から24歳までの若者たちを対象にしたある通知を出している。その通知とは通称「逝紙(イキガミ)」と呼ばれる死亡予告証である。1000分の1の確率で選ばれた者は、紙を貰ってから24時間後には死んでしまうため、残りの人生をどう使うのか模索し、様々な思いを抱きながら死を迎える。
区役所に勤務し、イキガミを配る「逝紙配達人」を務める藤本賢吾は、イキガミを配布していく中で、避けられない死の運命に翻弄されていく人々やその遺族、イキガミに反対するレジスタンスを目の当たりにする。物語は、イキガミを配られた対象者がどのように最期の24時間を過ごして死んでいったかを描き、最後に藤本がそれをレポートに綴り、所見を述べる形式で描かれていく。
Wikipediaより転載)

<感想>
何とも奇抜な発想で、その世界観には納得できませんが、3人の選ばれた若者の話は興味深く観れました。特に山田孝之演じる兄妹の話は泣けました!演技が上手い。演出も良かったです。
不慮の事故とかありますが、こんな風に命を奪われても、生命の価値は感じませんね。