BRAIN MAN  脳男

瀧本智行監督。生田斗真主演、松雪泰子、二階堂ふみ。首藤瓜於原作の同名小説の映画化。2013年。

“脳男”

<ストーリー>
都内近郊で無差別連続爆破事件が頻発していた折、精神科医・鷲谷真梨子の乗ろうとした路線バスが爆破される。犯行には、舌を切り取られた女性の全身に爆薬を巻きつける「人間爆弾」が使われていた。刑事・茶屋は犯人のアジトで「鈴木一郎」という身元不明の男を拘束し、茶屋の指名で鷲谷が精神鑑定を担当する。一郎の本名は「入陶大威」で、幼い頃にひき逃げ事故で両親を亡くし、大富豪の祖父・入陶倫行に引き取られた。ところが、倫行は息子夫婦を殺された怒りから、映像記憶ができる並外れた知能を持つ一郎を、人間らしい感情を一切持たず、犯罪者を抹殺する殺人ロボット「脳男」に育てていた。
茶屋は一郎が真犯人を殺害しようとしていたと考え、一郎を護送中、緑川と水沢という女性2人組に襲われる。彼女たちこそ連続爆破犯であり、争いの中で水沢が一郎に撃たれ、混乱に乗じて緑川と一郎が逃走する。
1週間後、緑川が真梨子を「人間爆弾」に仕立てて病院に立て籠もる。病院の至る所で爆弾が炸裂する中、一郎が姿を現した。(Wikipediaより転載)

<感想>
斗真君なので観てみました。感情のない殺人ロボットのような人間という難しい役所。斗真君は見事に演じていたと思います、アクションカッコイイ。敵の女性もイカレ具合が面白かった。精神科医の女医が大きく関与しますが、綺麗事ばかりに感じて余り好きになれなかったです。だから最後はちょっとスッキリ。人の感情ってそういうものよね。刑事、あそこで殺そうとするのはオイ!と思ったけど、主人公じゃないし、素直と言えば素直なのかな。結構、印象に残った作品でした。