デイアンドナイト

藤井道人監督。阿部進之介主演、安藤政信、清原果耶。2019年。

デイアンドナイト-阿部進之介

<ストーリー>
大手企業の不正を内部告発した父が自殺に追い込まれ、東京の居酒屋で働いていた明石幸次は訃報を聞いて実家へと帰郷する。父の死の真相を探りつつ父が残した負債のため金策に走り、残された母、妹との関係も破綻寸前となる中で、明石の前に児童養護施設のオーナー・北村健一が現れる。
北村の計らいにより養護施設の厨房を任されることとなった明石は、北村が孤児たちを父親のごとく養うかたわらで、孤児たちを養うために非合法な手段で金稼ぎをしていることを知る。「子供たちを生かすためなら犯罪をも厭わない」の信念のもと正義と犯罪を両立する北村に明石は魅せられていき、施設に暮らす少女・大野奈々はそんな明石を気にかけ、心を通わせる。
次第に復讐心に駆られた明石は、父の無念を晴らすべく、やがて善悪の境界戦を踏み越えていく。 (Wikipediaより転載)

<感想>
重苦しい作品でした。父が内部告発の末に自殺、息子は真実を求める…では勧善懲悪でスッキリの映画かと思いきや、主人公側も犯罪者だし。では犯罪に嵌ってキャッホーかと思いきや、児童養護施設…まあ、確かに善悪を問うには良い設定ですが、続かないですよね、こんな生活。と思ったら、まさかの北村退場。ラストも重い…。はぁ、もう観たくない映画です。問いを投げかけるという意味では、良かったと思います。