魍魎の匣

原田眞人監督。堤真一主演、椎名桔平、阿部寛、黒木瞳。京極夏彦原作の同名小説の映画化。2007年。

魍魎の匣

<ストーリー>
1952年。“探偵”榎木津礼二郎は、元映画女優の柚木陽子から失踪した娘・加菜子の捜索を依頼される。同じ頃、売れない作家・関口巽は、少女バラバラ連続殺人事件の記事を手掛けるべく、怪しげな新興宗教“深秘御筥教”への潜入取材に向かう。一方その夜、駅のホームで加菜子が電車にひかれ瀕死の重傷を負う。搬送先の病院に駆けつけた陽子は、加菜子を高名な美馬坂医学教授の研究所へ転院させるのだったが…。(amazonより転載)

<感想>
原作未読で、予備知識なく観ました。えーと、それぞれ主役を張れるような魅力的なキャラクターばかりだとは思うのですが…それぞれがどう自分の力を発揮したのか、いまいち分かりませんでした。時々入るギャグもあまり笑えなくて…。加菜子も僕っ子かあ、この子は何か知っているのかな?と期待していたのに、ほとんど登場シーン無く物言わぬ存在に。母親、あれで良いの?狂ってるの?キャラが多いので、誰にも感情移入できないまま終わりました。雰囲気は、グロいのも、割と良かったです。ここは日本??という気もしましたが。