山本透監督。川口春奈主演、高橋一生、古舘佑太郎。松尾由美原作の同名小説の映画化。2019年。
<ストーリー>
ちょっと不思議なマンションに引っ越してきた志織は、小説家志望の風変わりな隣人平野と出会う。そして、新しい部屋で突然聞こえてきた不思議な声。「こちらは一年後の未来です。あなたに危険が迫っている」それは強盗殺人にあうところだった志織を助けようと時空を超えて届いた、未来からの誰かの声だった。相談を受けた平野は、助かった志織に<タイムパラドックス>が生じることに気づく。それは一年後、志織の存在が消えることを意味していた。(amazonより転載)
<感想>
普通に恋愛映画だと思って観始めたら、私の好きなタイムパラドックス物でした。川口春奈さんが可愛くて、楽しく観れました。ただ、やはりこれは恋愛映画と思って観た方が良いですね。タイムパラドックスとしては、ちょいお粗末でした。何しろ解決は、最後にまとめて語るだけ、ですから。メインなら、そのハラハラを中心に持ってきますよね。なので、あら?って感じでした。そんなことより、愛の告白の方が大事!という映画です。そして2人の少しずつ距離を縮めていく感じが、とても良かったです。あんな部屋に住みたいですよねー、雰囲気最高だし。