空白

田恵輔監督。古田新太主演、松坂桃李、田畑智子。一穂ミチ原作の同名小説の映画化。2021年。

“空白”

<ストーリー>
ある日突然、まだ中学生の少女が死んでしまった。スーパーで万引きしようとしたところを店長に見つかり、追いかけられた末に車に轢かれたというのだ。娘のことなど無関心だった少女の父親は、せめて彼女の無実を証明しようと、店長を激しく追及するうちに、その姿も言動も恐るべきモンスターと化し、関係する人々全員を追い詰めていく。(amazonより転載)

<感想>
確かこういう事故、実際にありましたよね。本屋さんだったかな、そこも映画と同じように閉店に追い込まれたと聞いた気がします。本屋さん悪くないのに、とニュースを見て思った記憶がありますが、この映画…誰が悪いと言えない気がしました。
事故のシーンが衝撃的でした。父親は好きになれないタイプでしたが、一応愛情はあったのかなあ。結局、本当に万引きしたのか、悪戯されそうになったのかは分からず。スーパー店長もイライラさせるタイプで、ムキになっていたおばさんも正直キモいし、なんとも言えない気持ちで映画が終わりました。ただ、ただ、しんどい。