雪の華

橋本光二郎監督。中条あやみ主演、登坂広臣、田辺誠一。中島美嘉の曲『雪の華』をモチーフにした映画化。2019年。

雪の華

<ストーリー>
平井美雪は、萬年橋の上で自転車に乗った男にカバンをひったくられ、悲鳴を上げることもできずにしゃがみこんでしまう。通りがかった綿引悠輔は、犯人を追いかけてかばんを取り戻し、美雪に「声を出せ」とアドバイスする。美雪は、街角で見かけた悠輔の後をつけて悠輔が勤務するカフェを訪れる。美雪は、悠輔とカフェの経営者である岩永との会話からカフェが経営危機に瀕しているのを知り、一生分の勇気を振り絞って、悠輔に100万円を支払うから1ヶ月間だけの恋人になってくれないかと持ちかける。悠輔は美幸の申し出に戸惑いながら恋人を演じることを引き受ける。 (Wikipediaより転載)

<感想>
予備知識なく観ました。最初は美雪の恋人できて嬉しい〜ってのが可愛くて良かったのですが、段々と無理くり設定に入り込めなくなりました。大体、余命1年って何の病気なの?やたら薬は飲んでいましたが、えらい元気そうだし。こんな状況で母親が側にいないのって??100万も工面できない店は早々に潰れるだろうと思いますが、それよりもフィンランドに3回も行けるお金持ちなの?美雪は。治療費もかかるだろうに。最初の彼の旅行費は美雪が負担したんですよね。あんなに遊び歩いたら、かなりの費用だと思うけど。北欧は物価高いですよ。2回目の彼氏渡欧、手ぶらで??簡単に行けるもの?彼、いきなりお金出せるほど裕福なの?病気の娘を一人で行かせた母親って…。ラストの感動シーン、しら〜っとしちゃいました。まあ、どうせ見れるんでしょ、オーロラって。エピローグも…彼氏、すっかり取り憑かれちゃったな、怖っ、という感じでした。これはあれですね、彼女の妄想の世界ですね、少女漫画です。現実味なさ過ぎて、嵌れませんでした。残念です。あ、でも俳優さん達は良かったです。彼の微妙な表情や、彼女の可愛さとか。脚本、頑張って欲しかった。