8マイル  8 MILE

カーティス・ハンソン監督。エミネム主演、キム・ベイシンガー。2002年。

8 Mile [DVD]

<ストーリー>
1995年デトロイト。ヒップホップ・クラブ、シェルターでは毎週末、DJのリズムに合わせて独自の歌詞をラップにし、最高のラッパーを競うラップ・バトルが開催されている。バトルの前にトイレで緊張から嘔吐までしているのは、ラビットことジミー。舞台に上がるも、対戦相手に一言も返せず棄権してしまう。彼の才能を認める仲間、スリー・ワン・サードに励まされ、妊娠したというGFと別れる際にねぐらの車をあげてしまったジミーは、仕方なく母親と妹の住むトレーラーハウスに戻る。そこでは働くこともせず男に頼り切っている母親が、事故による保険金暮らしをするジミーの学生時代の先輩と抱き合っていた…。

<感想>
青春映画。8マイルは通りの名前で、ここは都市と郊外、さらに白人と黒人とを分ける分割ラインだそうです。自伝的ストーリーと聞いていましたが、実際のエミネムの兄弟は弟だし、本人は14歳の頃から自作のラップテープをレコード・タイムに売り歩いていたそうなので、実際にこういうことがあったのか、バトルもあったのかは謎です。ラップは面白かったですが、個人的にはいまいちでした。