黒沢明監督。三船敏郎主演、京マチ子、志村喬、千秋実。第12回ヴェネチア映画祭のグランプリ、第24回アカデミー賞の名誉賞(外国語映画賞)受賞。1950年。
<ストーリー>
戦禍と天災で荒れ果てた平安の頃。京都に近い山科の藪の中で、侍の死体が発見された。役人の取り調べが行われたが、盗賊の多襄丸、侍の妻、侍の霊を呼んだ巫女の3人が語る話はどれも食い違い、真実は藪の中であった…。
<感想>
芥川龍之介小説の『藪の中』の映画化です。タイトルを見ると『羅生門』を思い出しますが、それとは違うお話。兄がビデオを持っていたので、中学生の頃にこっそり?観ました。真実が知りたくて夢中で観てしまいます。実に面白いです。