マーク・ライデル監督。リチャード・ギア主演、シャロン・ストーン。1994年。
<ストーリー>
建築家のヴィンセントは、娘もいる妻サリーと別れながらも同じ事務所を経営している。骨董即売会でジャーナリストのオリヴィアと恋に落ちたから。しかし完成祝賀パーティに乗り込んできたオリヴィアに辟易し、一度は別れの手紙を書くが投函する寸前にパン屋の赤毛の子を見て、プロポーズの電話を入れる。待ち合わせの場所に向かう途中に事故にあうヴィンセント。二人の女性は共に自分を選んだと思い、それぞれの路を…。
<感想>
誰からも恨まれない主人公とビジネスライクな妻、あんまり奇麗じゃない愛人。死の夢の中で見る不倫相手との結婚式。そして彼女を追って深い水底へと…。何という事はない話ですが、妙に哀しいものがありました。男ってこんなものかも知れないですね、どっちに転ぶかわからない。