ONE PIECE FILM: Z  ONE PIECE FILM Z

細田守監督。声、田中真弓、大塚芳忠、子安武人。大人気漫画のアニメ映画第12弾。2012年。

ONE PIECE FILM Z DVD

<ストーリー>
グランドライン後半の海、新世界のある島に、元海軍大将・ゼット達がやってきた。NEO海軍を名乗る彼らの目的は、古代兵器にも匹敵すると言われる巨大なエネルギーを持つ鉱物・ダイナ岩を盗み出すこと。部下のアイン、ビンズと共に、ダイナ岩の奪取に成功した時、全海賊抹殺を企むゼットの壮大な計画が動き出す。しかしその計画は同時に、一般の人々をも巻き添えにされるというものだった。一方、花見気分に酔う麦わらの一味は、傷だらけで漂っていたゼットを見付け、介抱する。しかし意識を取り戻したゼットはルフィたちが海賊だと分かると、有無を言わさず襲い掛かってきた。迎え撃つルフィたちだが、その海賊への憎しみが込められた迷い無き猛攻を前に圧倒的に打ちのめされ、サニー号は半壊。ナミ、チョッパー、ロビン、ブルックの4人はアインによって12年若返らされてしまう。ルフィ達は近くのドック島で船を修理しながら、ゼット達を探しセカン島へやってきた。そこで元海軍本部大将の青雉に出会い…。

<感想>
アラバスタの映画が酷かったので、違う映画を観てみよう、もう原作も新世界編を読んでいるし、これが良いかなと選びました。面白い要素はたくさんあるし、悪い出来では無いですが、最高!とまではいかないかな、という印象。アインとビンズの能力がいまいち活かされていなかったのが残念です。子どもにする意味、あったのかな〜?でもファン的にはワクワクする点がたくさんありました。何と言っても青雉!良いキャラです。これは魚人島の後に入るエピソードだそうですが、原作を読んでいたので、よく理解出来ました。青雉も麦わらの一味に入れば良いのに〜、って無理ですか。一味のコスプレも楽しかったです、見慣れない格好が楽しい。意味があるのかなとは思いましたが、ファンサービスですね。ファンなら観て損のない作品だと思います。エンディングロールでのキャラ達の子ども時代が、また可愛くて良かったです。
映画を観終わったので、以前ヤフオクで入手した「海賊の宝袋」をようやく開けました。描きおろしのコミックス「第千巻」を楽しみにしていましたが、資料集みたいな感じでした。