スティーブン・スピルバーグ監督。モーガン・フリーマン主演、アンソニー・ホプキンス。1997年。
<ストーリー>
1839年。スペイン船アミスタッド号がアメリカに着いた。そこにいたのは、たくさんの黒人奴隷たち。彼らは船上で反乱をお越し、母国へ帰ろうとしていたのだった。所有権を主張するスペイン女王、奴隷はキューバで買った正式なものと主張する生き残った乗組員。奴隷たちをどうするかの裁判が始まる。それは、奴隷制度のあるアメリカ南部と北部の対立や大統領再選の思惑と絡み合い、思わぬ方向へ…。
<感想>
奴隷制度という人間の基本的権利、自由を奪う制度への怒りがテーマです。よくまとまっていて、テーマもしっかりしていたと思います。巧いです。途中の残酷なシーンには、こんなことが現実にあったのかという衝撃に、胸が痛みます。本当にひどいことがあったのですね。