クール・ランニング  COOL RUNNINGS

ジョン・タートルトーブ監督。レオン・ロビンソン主演、ジョン・キャンディ、ダグ・E・ダグ、ロール・D・ルイス、マリク・ヨバ。1993年。

クール・ランニング [DVD]

<ストーリー>
1987年、常夏の国・ジャマイカ。オリンピック出場選手を決める選考会で、父親も同じくオリンピック100m走で金メダルを獲得していたため、オリンピック代表選手の最有力候補と目されていたデリース・バノックはスタートラインに就いた。当初の目論見どおりデリースは出場一歩手前まで来たが、隣のレーンを走っていたジュニアがバランスを崩して転倒し、デリースも短気なユルも巻き込まれる形で転倒してしまい、夏季オリンピック出場の夢は断たれた。
数日後、選考のやり直しを訴えるデリースであったが、「勝負は非情だ」と取り合ってもらえなかった。部屋を去ろうとしたデリースはその時、壁に掛けられた写真に目を留めた。そこには金メダルを首にかけているデリースの父と並んでにこやかに立っている白人男性が写っていた。その男性が、冬のオリンピック種目ボブスレーで金メダルを獲得した名選手だと聞いたデリースは、オリンピックに出場するための奇抜なアイデアを思いつき、ボブスレーで冬季オリンピックに参加し、メダルを取ることを決意する。元金メダリストをコーチに、メンバーを募集するが、因縁のある男ばかり。ぼろぼろのソリを手に入れるが、雪がない!?草原の斜面で滑ったり、寒さ対策に冷蔵庫を使ったり。遠征費用の捻出にも苦労するが、結局、ジュニアが父親に無断で高級車を売って調達。
カナダに到着するも、寒くて動けず。中古のソリを手に入れるが、氷上で滑り、練習できず。新聞がお笑い記事に。乱闘から出場停止直前になるが、結団力がつき、予選通過。
本番の1本目は緊張で自滅。2本目は「スイスのマネはできない」とラップを歌って出場し、8位。最終日、出足は好調だったが、途中でソリが壊れ、何とかゴールを目指す。ソリを担いで完走すると万雷の拍手。ジュニアの父の姿も見える。(Wikipediaより転載)

<感想>
実話が元になっているという、雪の降らないジャマイカのボブスレーチームがオリンピックに参加する爆笑映画です。もう面白くて、面白くて、涙。愛すべき映画です。