グッドモーニングショー

君塚良一監督。中井貴一主演、長澤まさみ、志田未来、池内博之。2016年。

グッドモーニングショー

<ストーリー>
澄田真吾は、朝のワイドショー「グッドモーニングショー」のメインキャスター。かつて報道番組のエースキャスターだったが、同期入社のプロデューサー石山聡に拾われ今に至っている。ある日、いつものように深夜3時に起床した澄田は息子と妻の言い争いに巻き込まれる。逃げるようにテレビ局に向かう途中、今度はサブキャスターの小川圭子から、二人の交際を今日の生放送で発表しようと迫られる。さらに石山Pからは番組の打ち切りが告げられ、踏んだり蹴ったりの事態に困惑していた。そんな時、都内のカフェに銃を持った男が人質を取って立てこもっているという速報が飛び込んできた。芸能ゴシップや政治汚職、行列スイーツ特集を押しのけ、立てこもり事件をトップのネタに番組はスタートするが、その直後、警察からとんでもない知らせが入る。なんと、犯人の要求は「キャスターの澄田を呼べ」というものだったー。(amazonより転載)

<感想>
ドタバタコメディです。『踊る大捜査線』の脚本家さんということで、最後は笑いの中にも感動を、ということだったのだと思いますが…うーん、全く感動しませんでした。まず澄田さんの息子くん、結婚するって、えーと、冒頭と全く変化ないですよね?何かテレビを観ていて変わったんですか?奥さん。わざわざ最後に引っ張るから何かあるのかと思ったら、あれで終わり?えらく物分かりがよろしいことで。大体、普通、冷静にテレビ観てますかねえ??立てこもり現場に入る際に放送しちゃうというのも、全くもってありえない。30年前くらいならまだ分かりますが。その頃じゃ、内緒で放送自体、無理ですが。犯人の動機はまだ分かりましたが、TV局と警察の演出がダメでした。なので事件が解決しても、爽快感も無し。