宮崎駿監督。声、柊瑠美、入野自由、夏木マリ、中村彰男。2001年。ジブリ製作のアニメーション。
<ストーリー>
10歳の荻野千尋は両親の都合で引っ越すこととなり、新居へと向かっていた車は道を間違え、トンネルの前に出る。そこを抜けると誰もいない不思議な町があり、一軒だけ食べ物が並ぶ店があった。千尋が止めるのも聞かずに料理を食べ始める両親。拗ねた千尋がその先に歩いていくと、少年が現れすぐに出ていくように言う。瞬く間に夜になり、町は怪しい者で満ちあふれ、両親はブタになっていた。両親を助けて元の世界へ帰るため、千尋は「千」と名前を変えて、湯婆婆の油屋で働くことになる…。
<感想>
もうその世界観に圧倒です。温泉街、湯屋、電車と印象的な絵がたくさん。迫力のある映像は大人が見ても怖いくらいで、泣き出す子どもがいたのも納得です。キャラも面白いですね。お話的には「?」というところもありましたが、あの世界を見れただけで満足でした。もう何度か観ていますが、ラストのハクの名前が分かるシーンは毎回泣いてしまいます。