ある優しき殺人者の記録  A RECORD OF SWEET MURDER

白石晃士監督。ヨン・ジェウク主演、キム・コッビ。2014年。

ある優しき殺人者の記録 [DVD]

<ストーリー>
障害者施設を脱走し、18人もの人間を殺害した容疑がかけられ、指名手配されたパク・サンジュン。彼の幼馴染であるジャーナリストのソヨンは彼から取材依頼を受け、知人のカメラマン・田代と共に、とある廃マンションの一室に呼び出される。マンションに到着したソヨンと田代だが、包丁を手にしたサンジュンに脅され、「これから起こる事」を全て記録するよう命じられる。
アパートに2人を閉じ込めたサンジュンは、「(明らかになっていない7名を加えた)25人を殺した」「27歳になった時、27人を殺せば、10歳の頃に事故で亡くなった幼馴染のユンジンと、自分が殺した人も全員生き返るという『神様の声』を聞いた」と告白する。続けて「今から起こる『奇跡』をドキュメンタリー映画にして、自分のやる事が正しいと証明する」「今からこの部屋に日本人のカップルが来る。その2人には首に痣があり、彼らから愛の力をもらって殺せばユンジンは生き返る」と、荒唐無稽な説明をする。彼の言う事を精神病による妄言だとして説得するソヨンだったが、預言めいた不可思議な電話を受け、続いて予告した時間通りに日本人カップルがマンションへと現れる。(Wikipediaより転載)

<感想>
衝撃のラストというのに惹かれて観始めましたが、日本人新婚カップルがありえなさすぎて、何度も観るのをやめようとしました。こんな設定をよく考えるなと思いましたが、監督は日本人なんですね、ビックリ。
我慢して待っていたラストですが、まあ、期待に応えてくれるだけのものではありました。
(以下、ネタバレ含みます)
全てなかったことになって、別次元に移動という感じですか。じゃあ、余分に殺してもオーケーでしたね。