ロスト・メモリー  DU HAST ES VERSPROCHEN/FORGOTTEN

アレックス・シュミット監督。 ミナ・タンデル主演、ラウラ・デ・ベーア、カタリナ・タルバッハ、ナックス・リーメルト、クレーメンス・シック。ドイツ映画。2012年。

ロスト・メモリー [DVD]

<ストーリー>
ハンナとクラリッサは子供の頃からの親友同士。毎年2人は夏のバカンスを2人の両親とともに小さな島で過ごしていた。それから25年後、連絡が途絶えていた2人は思わぬ形で再会する。ハンナは今や結婚し7歳の娘を持ち、地元の病院で主任の医者として働いていたが、その病院に睡眠薬の過剰摂取でER(救急治療室)にクラリッサが担ぎ込まれたのだった。2人は昔の友情を取り戻し、ハンナの娘とともに、子供時代に過ごしたあの島で数日間を過ごすことに。しかし、島はどこか不気味な雰囲気が漂っている。島に住んでいた2人の遊び友達マリアが、子供の時に失踪し、行方がわからなくなっていることを知る。何か恐ろしい事が島で起きたに違いない。しかし、なぜか2人はマリアの存在自体を忘れ去ってしまっていた。過去を探り始め、ハンナがその暗い秘密に近づけば近づほど、恐怖が募っていく。そして明らかになった真実。それは、ハンナの想像を絶する、恐ろしさに満ちたものだった…。(amazonより転載)

<感想>
幽霊?オカルト?と思ったら、復讐劇でした。でもホラー要素たっぷりでなかなか怖いです。女の子には結構ありがちで、親友だよね!と仲良くしていたと思ったら、手の平返しで他の子と仲良くし始め、前の子のことは知らんぷり。ああ、私も覚えがありますよ。こういうのって、された方は忘れないけど、した方は忘れちゃうものなんでしょうかね。という訳で、綺麗さっぱり忘れてたハンナには、余り同情できなかったな〜。
(以下、ネタバレ含みます)
マリア、可哀想すぎ。何で母親までしっかり守ってあげないのか。ハンナを取ったクラリッサのことも憎かったんだろうなあ。ちょっと設定に無理もありましたが、なかなかよくできたホラーだったと思います。これからも復讐は続いていくのでしょうか…?