ウォンテッド  WANTED

ティムール・ベクマンベトフ監督。ジェームズ・マカヴォイ主演、アンジェリーナ・ジョリー、モーガン・フリーマン。マーク・ミラーの人気グラフィックノベルの映画化。2008年。

ウォンテッド(字幕版)

<ストーリー>
太った女上司に毎日怒鳴られ、嫌味を言われ、恋人は親友に寝取られる、そんなうだつの上がらないサラリーマンのウェスリー。そんな彼の人生が一変する。美女スナイパーのフォックスにより、暗殺組織フラタニティにスカウトされたのだ。顔も知らないウェスリーの父もここに所属していたが、殺されたばかりだと言う。そして彼は父の血を継いで、特殊な能力を持っていた。会社を辞め、暗殺者としてのノウハウを学び、訓練を重ね、父を殺した組織の裏切り者、クロス暗殺を目指すウェスリーだが…。

<感想>
映像が面白いです。ウェスリーが特訓されるところが、思いきり漫画で笑えます。どんなに怪我をしても治してくれるあのお風呂、良いですねえ。かなり荒唐無稽な設定なのですが、楽しめました。1を殺して千を救う前に、1を殺すために千殺してるだろ、みたいな。でも列車のシーン、カーチェイス、どれも格好良くて良かったです。脚本も一筋縄にはいかない出来で、展開が読めませんでした。楽しめる娯楽作品で、オススメです。あ、でもグロイシーンはかなり多いので注意です。そうそう、アンジーは今作品もめちゃめちゃ格好良かったです。