北野武監督。ビートたけし主演、浅野忠信、夏川結衣。2003年。
<ストーリー>
金髪頭に朱塗りの杖を持った盲目のあんまさんは、居合いの達人。ひょんなことで知り合った野菜売りのおうめの家にやっかいになることになり、ある晩行った賭場で甥の新吉と知り合う。賭で大儲けした2人は旅芸者のおきぬとおせいを招いて酒を飲むが、実は2人は親の仇を探しているという。一方、浪人の服部は病気の妻のため、宿場町を仕切っているヤクザ銀蔵の用心棒となり…。
<感想>
タップダンスがいきなり始まる時代劇、と聞いていたのですが、タップ自体は特に違和感が無く、殺陣はそれなりに見せていたので、まあ良いかなあと思いました。しかし脚本がダメです。不必要に長いフラッシュバックに飽きてだれました。ギャグはまあまあ、ははあ、これが描きたかったのね、というシーンはそれなりに面白かったのですが、全体的にいまいちの出来です。アイデアは良かった気がするのですが…。