マーク・ロマネク監督。ロビン・ウィリアムズ主演、コニー・ニールセン、マイケル・ヴァルタン、ゲイリー・コール、エリク・ラ・サル。2002年。
<ストーリー>
スーパーマーケットSAVMARTの写真現像セクションで働く初老の男、サイは家族や友人もなく孤独な生活を送っている。そんな彼の楽しみは、常連客のヨーキンズファミリーの写真を密かに自分の分まで現像し、自分がサイおじさんとして家族の一員となっているところを想像することだった。ヨーキンズファミリーは彼の理想だった。しかしスーパーの店長から伝票と現像枚数が合わないこと、勝手に使い捨てカメラをプレゼントしたことなどを理由に、サイは解雇されてしまう。また同じ時期にヨーキンズの夫が浮気していることが分かり…。
<感想>
淡々とした映画です、でも心の中にずっしりと哀しみが残りました。傑作なのか、駄作なのか、評価が難しいです。スリラーとしてみたらそんなに怖くはないけれど、でも自分がその対象の家族となったらどうでしょう。それより何より、家族を求めているサイが切なくて…。そういう意味では怖い映画でした。※邦題、何とかならないのでしょうか。