マイケル・コーン監督。シガニー・ウィーバー主演、サム・ニール。1997年。
<ストーリー>
1493年、ドイツ。フレデリック・ホフマン家に後妻に来たクラウディアは、傲慢でナルシスト。そして前妻リリアナの娘リリーと折り合いが悪く、自分より美しくなるだろう彼女を嫌悪していた。9年後、フレデリックの子を身ごもったクラウディアは、リリーへの嫉妬のため流産、子どもの産めない体となってしまった。憎しみは殺意へと代わり、弟グスタフにリリーを殺すように命じ…。
<感想>
グリム童話の「白雪姫」を、子供向きでなく残酷で血生臭い原作に忠実に描いた作品。全然ひねりがなくて、面白くないです。残酷性をうたっているわりには、残酷なシーンはほとんどありません。現実的に描きたかったのか、ファンタジーにしたかったのかも不明。残念です。