ERASED  僕だけがいない街

平川雄一朗監督。藤原竜也主演、有村架純、石田ゆり子、及川光博。三部けい原作同名漫画の映画化。2016年。

僕だけがいない街

<ストーリー>
売れない漫画家・藤沼悟は、「再上映(リバイバル)」と呼んでいる特殊能力を持っていた。その能力は、直後に起こる「悪いこと(事件・事故等)」の原因が取り除かれるまで、その直前の場面に何度もタイムリープしてしまうというものだった。自分の意思とは関係なく発動する上に、能力が発動した結果「マイナスだったことがプラマイ0になる(悪いことが発生しなくなるだけ)、もしくは自分にとってマイナスになる(未然に防ごうとした結果、自分が労力を使う)」というこの能力に不満を持ちながら、悟はピザ屋のアルバイトをこなす日々を過ごしていた。
ある日、ピザの配達中に交通事故をめぐるリバイバルを経験した悟は、事故の被害は減らせたが自身は負傷し、二日間入院することになる。これを機会に、ピザ屋で一緒にアルバイトをしていて、見舞いに来てくれた愛梨と親しくなり、また事故の知らせを受けて上京した母親・佐知子とアパートで暮らし始めることになる。
後日、佐知子との買い物中にリバイバルが発生、このとき子連れの男の挙動に注目した佐知子は誘拐を未然に防いだことを確信し、同時に1988年に北海道で起きた誘拐殺人事件の真犯人と同一犯であることにも気付いた。佐知子は、以前「テレビ石狩」の報道部アナウンサーであり、洞察力が高かったのだ。しかし、真犯人も気づかれたことを察知し、正体を伝えられる前に佐知子を殺害、死体の発見者である悟を犯人に仕立て上げる。悟は死体を発見後、リバイバルで殺害を阻止できないかと試みるが失敗。さらに強く念じたところ、それまで経験したことがない長期間のタイムリープが発生し、1988年にいることに気づく。2006年で母親を殺害した犯人と1988年の連続誘拐殺人事件が同一人物であると確信した悟は、2つの時代を往復しながら真犯人に立ち向かっていく。(Wikipediaより転載)

<感想>
原作もアニメも見てます。どれとも違う結末なのは、知っていました。役者さんは良かったと思います。特に子役は可愛い!悟くん、これから伸びそうです。前半は概ね、原作と同じで安心して見ていられました。
(以下、ネタバレ含みます)
川に落ちてから、病院で目覚めるまでの間は、どうなってるんでしょうか?飛んでますよね?植物人間状態にはならなかった?時間足りなくてパス??最後の対決もかなり雑だったような。本当に僕だけがいなくなってしまう落ち…うーん、お母さんが可哀想すぎる。最後の方で脚本投げ出してしまった感がありました。残念です。