片渕須直監督。声、のん主演、細谷佳正、稲葉菜月、尾身美詞、小野大輔。こうの史代原作の同名漫画の映画化。2016年。
<ストーリー>
1944年(昭和19年)2月、18歳のすずは広島から軍港のある呉の北條家に嫁ぐ。戦時下、物資が徐々に不足する不自由さの中、すずは持ち前の性格で明るく日常を乗り切っていたが、翌年の空襲によって大切なものを失う。広島への原子爆弾投下、終戦。それでもすずは自分の居場所を呉と決め、生きていく。(Wikipediaより転載)
<感想>
アメリカで公開があり、観に行きました。しかも平日夕方だけとかではなく、週末です!(1回だけでしたが。)これは『シン・ゴジラ』に比べるとかなり優遇されてます。日本人ではない子供連れもいて、こういう映画を観にきてくれるんだーと驚きました。ちなみに吹き替えではなくて、字幕上映です。
すずちゃん、強いですね。特に食の工夫の仕方に関心、ほっこりさせて貰いました。空襲が激化してからの晴美のエピソードは、かなり辛いものでしたが、描写がエグくないので、子どもでもトラウマにならずに心に内容をアピールできる気がしました。でも映画では時間がなかったのかな?リンさんは出てきただけという感じで、あれ?と思いました。たんたんと心に訴える映画で、大絶賛!とまではいきませんでしたが、ずっと観ていたくなるような良作でした。