クリストフ・ガンズ監督。ラダ・ミッチェル主演、ショーン・ビーン、ローリー・ホールデン、デボラ・カーラ・アンガー。ゲーム「サイレントヒル」を原作に製作。2006年。
<ストーリー>
ローズとクリストファー・ダシルヴァ夫妻は、8歳になる養女のシャロンが、夢遊病で夜中に外に出てしまい、取り憑かれたかのように「サイレントヒル」とつぶやくことに心を痛めていた。サイレントヒルという街が実在することを知ったローズは、病院に入れようと言うクリストファーが止めるのも聞かず、シャロンを連れてサイレントヒルへと向かった。ガソリンスタンドでローズを怪しんだ女性警官シビルが声を掛ける。素っ気なく返事をして車を出したローズをシビルがバイクで追いかけてくる。逃げようと無茶な運転をしたローズはハンドルを切り損ね、気がついた時にはシャロンの姿は無かった。車から降りると、空から灰が降り、一面灰色。ローズは遂にサイレントヒルに着いたのだ。サイレントヒルは30年前の大火によって大勢の人が死に、廃墟と化した街だった…。
<感想>
怖そうでずっと観れなかったのですが、遂に観ました!何度も鳴る警告のサイレンが怖いです。そして得体の知れないクリーチャー。これを映画館の大画面で、閉鎖された空間で観たら、それは怖かったろうなあと思いました。でもお話自体は、怖いだけでなく、シャロンの正体は?アレッサ??最後は結局どうなったの???といろいろ考えさせられる、私の好きなタイプの映画でした。クリストファーと同じ場所にいるのに、会えないというのも良いですね。可哀想だったのはシビル…お母さんの言葉にズキューン。ダリアといい、この映画もまた母と娘の映画でした。ホラーってこのテーマが多いですよね。グロいシーンも多いですが、良質のホラー映画だと思いました。