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19世紀末の大英帝国、『ヴァムピール』の男爵(バロン)の時代。浄化者であるスコットランドヤード巡査部長のマイアズ(キング)と、真正の吸血鬼で弟に当たるアシュレイ卿とのお話。
『ヴァムピール』本編の連載が止まってかなり経ちますが、こんな特別編を描かれていたとは。実際の猟奇事件を絡めていて、面白かったです。世紀末と吸血鬼の雰囲気がぴったりでゾクゾクします。2巻になるとバロンとアシュレイの過去編が絡み、こっちのお話が本編より描きたいのかなと思いました。本編もそろそろ描いていただきたいのですが…3巻で過去編があるなら、それも楽しみです。(講談社-アフタヌーンKC)